

エドゥカーレではただ依頼されたWebサイトを作るのではなく、クライアントの事業や目指す未来に深く関わりながら支援を行っています。
本プロジェクトは、日頃からパートナーとして関わりのある株式会社アクポニ様との連携からスタートしました。同社が推進する循環型農業「アクアポニックス」を核とした青森県藤崎町の地域拠点開設事業において、エドゥカーレはWebサイト制作を中心に、ブランディングや情報設計まで含めた領域を担当しました。
新設される「ふじさきアクアポニックスタウン」は、新設の農園やカフェに加え、既存の「ふじさき産業文化交流施設リンゴカ」なども含めた複合型の地域拠点です。制作にあたっては、施設案内に留まらないコンテンツと運用の設計を目指しました。
新しい複合拠点だからこそ、要素をどう整理し、どう語れば『行ってみたい』に変わるのか、そして現場が無理なく運用を続けていける仕組みをつくることを全体のゴールに設定しました。

関係者ヒアリングから、休日は子どもにリアルな体験をさせたいと考える30代の子育て世代をペルソナとして設定しました。
親自身が「行ってみたい」と感じる落ち着いた雰囲気をベースにしつつ、アクアポニックスの仕組みをイラストやクイズコンテンツで表現。勉強としてではなく、親子で楽しめるアクティビティとして受け取ってもらえるビジュアル表現を目指しました。
混在していた要素をただ並べるのではなく、訪れた人が施設でどう過ごすかという体験の軸で整理し直し、全体を3つのエリアに再定義しました。
「知りたい情報がすぐ見つかる」導線を作ることで、訪問者の期待感を損なわずに予約や訪問へつなげる設計としています。

全9ページとページ数を抑えたシンプルな構成でありながら、4種類の予約機能とお問い合わせ窓口を統合・集約する、密度の高いシステム設計を行いました。オープン後も行政の担当者様や現場スタッフ様の手で無理なく運用を続けていけるよう、以下の仕組みを整えています。
行政施設にありがちな堅さを抑え、今っぽさと楽しそうな空気が伝わる雰囲気に整えました。子ども向けすぎない落ち着いたトーンを保ちつつ、「行ってみようか」と思えるデザインを目指しています。制作したロゴは、ファビコン(タブアイコン)などサイト全体に反映させました。

ミニマルなイラストやレイヤーの重なりで程よい動きを出しつつ、青や緑をメインにした配色で自然や循環のイメージを表現。大人にも馴染む落ち着いたトーンをベースに、アクセントカラーを交えて楽しそうな雰囲気に整えました。
支給いただいた写真素材は、サイト全体の雰囲気に馴染むよう色調や明るさを補正。限られた素材の中でも、読みやすくまとまりのあるビジュアルを目指しました。
行政・パートナー企業の間に入り、状況や課題を整理しながら進めたことで、プロジェクトをスムーズに進行することができました。
公開後は、現場のご担当者様ご自身で文言の変更やお知らせの更新などを適宜行なっていただいており、想定していたスムーズな自走運用が実現しています。
公開はゴールではなくスタートです。エドゥカーレは公開後も運用の状況を見守りながら、コンテンツの追加や導線の改善をご提案していきます。地域内外の人が「行ってみようか」と思う入口として、この場所が長く機能し続けるよう、これからも伴走を続けていきます。
今回新エリアの開設に合わせた専用サイト制作にあたって、プロジェクトのコンセプトをしっかり理解いただき、こちらの要望やテスト操作で困ったときにも親切に対応してもらい大変助かりました。 サイトも素敵なデザインと現場スタッフが使いやすい仕様で構築いただき、とても嬉しく思っています。
青森県藤崎町 担当者さま

