カンパニーエディターご利用にあたって

私たちの役割と提供価値

それはファンとの深い関係を築くためのコミュニケーションの仕組みを提供し、顧客企業がそれを実行できるよう支援することです。

よくあるのお悩みと症状

  • 持続可能な経営ができるよう、社内外にファンを増やしたい
  • 理想の「ありたい姿」で認知してもらい、ブランディングを推進したい
  • オンライン販売もしているが全く手付かずなので、ECへの導線作りが必要

そこで、とにかく施策を打ってみたものの

①そもそも、採用や集客の導線が作れていない症状
②計画や狙い、一貫性のないファンマーケティングの施策、
③やりっぱなしの「点」施策、になってしまいがち、

というのがよくある事例です。

課題解決のための知識とエドゥカーレの考え方

前提として、『マネジメント』の著者である経営学者・PFドラッカーの理論を礎に、「6マス・マーケティング」「ファンベース」などの幾つかの本質的な理論を組み合わせ、施策をおこなう仕組みづくりと実行支援をしています。

ドラッカーは「マーケティングが目指すものは顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることがマーケティングだ」と述べています。

弊社の支援先の社長も「なぜ当社なのか。なぜ当社に任せる、選ばれる企業と成れるのか。製品・サービスはもちろんのこと、応援される企業と成るためにもこの活動があると思っています」と仰っています。

カンパニーエディターは、競争の激しい市場の中で「なぜわが社なのか」を明確にし、選ばれる会社になるための投資を価値あるものにするための取り組みです。

そのために、以下の理念と手法を大切にしています。

本当のブランディングとは「好きになってもらうこと」

「経営の要諦はファン作りにある。」

これは『年輪経営』の著者である伊那食品工業の会長・塚越寛氏が語った言葉です。現代の企業経営において、商品を売るだけでは十分ではありません。

競合が増え、顧客の選択肢が無限に広がる中で、重要なのは「信頼され、愛される存在になること」です。

つまり「商品を売る」から「関係を築く」への変革が求められています。

会社の「物語」を紡ぐ

どんな会社にも、その会社ならではのストーリーがあります。

「カンパニーエディター」は、ただの事業活動ではなく、人の心を動かし、聞いた人が思わず感銘を受けるような「物語」として編み、伝えていきます。

それは、誰かの共感や勇気のきっかけになるかもしれません。そんな物語を一緒に紡ぎましょう。

情報化の時代、人の心に響くのは「美意識」と「知性」があるストーリーです。この二つ無くして情報化時代の顧客支持はえられません。

どんな製品やサービスであっても、美意識と知性に支えられた独自の哲学、そして思想が伝わることで、ファンになってもらえます。

なぜなら、私たち生活者が心から感銘を受け、支持するのは、表層にある商品やサービス以上に、その根っこにある見事なストーリーだからです。

ストーリーテリングで大切なのは、「歴史」と「愛」です。

経営者自身の人生の物語、会社がこれまで歩んできた道のり、そしてその土地が紡いできた歴史。

そして「愛」。それは、経営者が事業や製品に注ぐ情熱、社員やお客様への思いやり、地域とのつながりを大切にする心、そしてその土地や歴史に対する感謝の気持ちです。

愛があるからこそ、ただの出来事やデータではなく、人の心を動かすあたたかなストーリーが生まれます。

愛と歴史をストーリーテリングの資本として集め、独自の思想・哲学を伝えるブランドストーリーを編んでいきます。

新規開拓よりもファン作り。支持者(愛用顧客や従業員)を大切にし、広めていただく。

ブランドストーリーを、最も身近な「支持者」である社員、第二にお客様、次に株主や地域の方々などのステークホルダーに届け、喜んでもらい、共感の輪を広げていただきます。

愛されるより愛すること。新規開拓をするよりも支持者の皆さまに喜んでいただき、自然とその想いが広がっていくような取り組みを一緒に考えていきます。そのために社員や愛用顧客様へのヒアリング・インタビューやアンケートを通じて、顧客分析をおこない、愛するお客様像を明確に言語化していきます。

売上を支えてくれる2割のお客様であるファンを理解し、ファンが喜んでくれるコミュニケーションを仕組み化し、実行していきます。

よき聴き手=ファンリストを丁寧に、一人ひとり増やしていく。

コミュニケーションにおいて、「コミュニケーションは伝える側ではなく、聴く“受け取る側”が主導権を持っている」とドラッカーは述べています。

つまり、事業を継続するうえで、自社の発信を快く受け取ってくれる、よき「聴き手」が欠かせないということです。

カンパニーエディターはよき聴き手=ファンリストを作成し、関係性を大切にしながら、コミュニケーションをおこなっています。

自前のプラットフォームを仕組み化の中心に据え、育てていく

もちろん「認知」や「獲得」の手段として 流行りのSNS・トレンドの施策の活用も大いに検討すべきです。ただし、それは非常に競争が激しく、多くのリソースをさく必要が出るでしょう。

短期的な視聴者数を争う渦中に入るのは、本質である目的から逸れることもあります。またプラットフォームに左右されるため、一時的な益に過ぎず、狩猟採集的な側面があります。

カンパニーエディターは、土を耕し種をまいて芽吹いた苗を育てていく農耕的な土台を整えていくことを中心に据えています。それはプラットフォームに左右されづらい、自社の公式サイトやメールマガジン、Podcast、電子書籍といった自前のプラットフォームを育てていくということです。

支持者との関係性を深める仕組みをつくる

『小さな会社の勝算 90日で売れる仕組みになるデジタルマーケティング』谷田部敦著で述べられている「6マス・マーケティング」という考え方があります。

「認知→関心→信頼→フロント商品→メイン商品→リピート」という一連の流れの中で、ファンにより喜んでもらうためのコミュニケーションやコンテンツ体験を実行していきます。こうすることで、単発的になりがちな施策で終わらず、お客様との関係性を深める施策に変わっていきます。

単発的な施策を「点」から「線」に変え、自然の理のごとく循環する流れを仕組み化することが事業を支える。お客様との関係性を深めていける。そんなふうに私たちは考えています。

課題解決のための支援の流れとステップアップについて

■フェーズ1=検査と診断(1−2ヶ月目)

1.現状の施策分析

…現在の「目的地=結果」に至るまでの「課題」には原因が必ずあると考えています。そこで、マーケティング施策や、その数値をまずは分析し、課題の「原因」を明確にします。

– a.問診を行い、どのような施策や配信を行っているか洗い出します。
– b.サイトを分析し、流入経路や数値について分析します。

2.顧客分析・顧客理解

…N1(愛用顧客)インタビュー(最低2−3名)を実施。顧客にとっての核となる価値、コアバリューを掬い取り、明文化します。また、愛用顧客が辿った認知〜リピートまでの一連の流れを、再現性を持たせるためのカスタマージャーニーに落とし込みます。

■フェーズ2=課題解決のための支援の方針・計画(3-4ヶ月目)

3.施策の方針を定め、計画を立案します。

…現状分析を元に、会社の方針もヒアリングしながら、半年から1年におけるコミュニケーション計画の全体像を設計。実施計画を立案します。

■フェーズ3(5ヶ月ー12ヶ月)

4.改善施作を実行し、6マス・マーケティングの仕組みを実装します。

…弊社が代わりにおこなう又はお客様のリソース(マーケティング・広報・ブランディング担当社員)を活用しながら実行支援をします。定期的に効果測定をおこない、施策を改善していきます

①より細かく具体的な調査を行い、②戦略を策定し、③施策を実施する
これが治療方法です。まずは幾つかの施策を行い、効果と難易度が低い自社に合うカードを見つけ、それを継続していきます。

支援の方法

基本の検査|フェーズ1

  • 問診
  • 愛用顧客へのユーザーインタビュー|愛用顧客分析シートを作成します。
  • アナリティクス分析

<問診例>

お客様は誰か…そもそもどのような人を対象にしているのか

お客様は何を買うか
…その人たちが必要としている効果、満足はなんでしょうか?
…お客様の不安、不満、不便、不利、不足は何でしょうか?

お客様どこにいるか
…土地 / 趣味嗜好や価値観 / ライフステージ的にどこにいるでしょうか?

弱みをチャンスに変える:商材やサービスの弱みは、何か
…なぜ弱みなのか、なぜ不安や脅威と感じているのか、

お客様にどうやって到達するか
…その人たちに買ってもらうためには、どのような流通チャンネルが最も有効か

コミュニケーション戦略の策定・実行|フェーズ2〜3

ステップ1 認知導線・施策がない
・顧客配信リスト
・Instagramの企画・制作・運用

ステップ2 獲得導線・施策がない
・イベント、プロジェクト型のコミュニティ
・オンライン・オフラインの体験ツアー
・〇〇お試し会、〇〇説明会

ステップ3 共感と信頼導線・施策がない
・コンテンツの制作・入稿|公式サイト、公式ECサイト、ランディングページ
・コンテンツの配信|メールマガジン、note、ポッドキャスト、LINE

ステップ4 フロント商品導線・施策がない
・愛用顧客を分析し、共に企画します。

ステップ5 メイン商品・施策がない
・愛用顧客を分析し、共に企画します。

ステップ6 リピート・施策がない
・愛用顧客を分析し、口コミが生まれる仕組みを提案し、実施します。

※基本的に、「誰に届けたいか?」という目的におうじて、使う手段は変わります。他社と同じやり方を踏襲するとうまくいくわけではありませんので、あなたの会社にとって費用対効果の高い施策を探す必要があります。

〈コンテンツ体験について〉

企画・制作し、関係者に体験していただくコンテンツは、以下のような役割を持ちます。

<共感>
経営者のビジョン・価値観
対談やオンラインセミナー

<信頼>
・実績・事例を紹介コンテンツ
・愛用お客様インタビューコンテンツ
・レポート取材 /研修やイベント

〈サービス導入後に、こんな未来が待っています〉

カンパニーエディターを導入すると、こんな変化が生まれていきます。

気づいていなかった自社の「価値」が見えるようになります

普段は見過ごしがちな、お客様のリアルな声。
そこにこそ、自社の本当の価値が眠っています。
私たちは、その声を丁寧にすくい上げ、言語化(N1分析)し、社内で共有できる形に。
これまで気づかなかった魅力を、自分たちの言葉で伝えられるようになります。

自信を持って、商品やサービスを届けられるようになります

完成した商品をただ売るのではなく、届ける前から「どう伝えるか」を戦略的に設計します。
どこで発信してもブレない軸があるから、店頭でも、WEBでも、同じ想いがきちんと届きます。
伝え方が整えば、届ける側の自信も自然と生まれます。

「話すだけ」で、想いや価値がコンテンツになります

経営者や現場の方が話す言葉を、私たちがコンテンツに変換。
SNSやWEBに載ったその発信が、新たな関係を生み出します。
自分たちでは届かなかった場所にも、自然とつながりが広がっていきます。

信頼でつながる人間関係が生まれます

価値を発信することで、共感を持つ人との出会いが増えます。
お客様はもちろん、地域の仲間、取引先、未来の仲間とも。
孤独な経営から、信頼し合える関係へ。対話がはじまり、協働が生まれます。

新たな事業の可能性が見えてきます

発信をきっかけに、思いもよらなかった出会いや提案がやってきます。
異業種との連携、技術の導入、新たなビジネスモデル──自社の強みを活かしながら、次の一歩が見えてきます。

採用にもつながります

「この会社で働きたい」と思ってもらうためには、まず“見つけてもらうこと”が大切です。
地域や価値観に共感する若者と出会い、採用の幅が広がっていきます。

応援者が、自然と増えていきます

SNSなどで日々の取り組みを発信していると、ふとした投稿に「共感した」と反応してくれる人が出てきます。それが社員のご家族だったり、友人だったり。想いに共鳴する人が、少しずつ増えていきます。

「検索結果」に、自社の本質が映るようになります

名前で検索したとき、ただの概要や実績だけでなく、会社の想いや背景まで伝わるように。
蓄積されたコンテンツが“資産”となり、未来のお客様との接点になります。

これらはすべて、「伝える力」が会社にもたらす変化です。
一つひとつのストーリーが、人と人、人と社会をつなぎ、新たな事業の可能性を広げていきます。

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